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現時点での最強プライヤーだと思います。
シーバスくらいまでの目的であればアドバンスドプライヤー(以下、ADプライヤー)
ジギング等のヘヴィーデューティーの使用にはパワープライヤー(以下、PWプライヤー)

釣りにおけるプライヤーの役割大きく2つ。

① 魚からフックを外す
② スプリットリングを開く

そして、プライヤーによっては3つ目の要素として、

③ ラインをカットする

が加わってくるものと思います。

正直なところ、①の要素についてはどのプライヤーもそこまでの差はありません。
あまりに出来の悪いものですと、力がかかったときに歪むなどがあるかも知れませんが、
単純に針外しとして考えるのであれば、100均のラジオペンチでも充分に事足ります。
フィッシングプライヤーとして付加価値を考えた場合、上記の②、③のところで差が出てきます。
まあ、細かく言えばさらに防錆性や耐久性なんかもありますが、そこは使い方やメンテによって変わってくる部分でもあるので割愛。

さて、この2つのプライヤーですが、②と③の要素において、とてつもなくレベルが高い。

スプリットリングオープナーとして
ADプライヤーは#1~#5、PWプライヤーは#5~#11のスプリットリングに対応。
手持ちのリングが#3~#7しかないので、それでしか試していないのはご愛嬌。

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ADプライヤーで#3

当然ながら余裕です。
ほとんど何の抵抗もなく、スッと開く。

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ADプライヤーで#5

開くことについては問題ないんですが、爪の形状的に開きが甘い気は少ししますね。
でもまあ、必要充分には開いてます。

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PWプライヤーで#5

余裕です。
むしろ、開きすぎてリングを駄目にしてしまう可能性があるくらい。

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PWプライヤーで#7

まだまだ余裕。

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PWプライヤーで#7のハイパーワイヤー

ここで初めて開くときに抵抗を感じるくらい。

AD、PWともに言えることですが、ツメの形状が素晴らしく、スッっと入っていって開けます。
これがイマイチなリングオープナーは、最初のこじ開けのときに上手く入っていかず、なかなかストレスなんですよね。


ラインカッターとして
四の五の言わずにコレを見れば分かる。



全くテンションのかかっていないPEの切れ端を適当に挟んでこれ。
プライヤーのラインカッターなどオマケ程度のものと考えてたんですが、これを使って考えが変わりましたね。

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フィッシングプライヤーで最高峰、どころかPEシザースを含んだ上でも最高峰の切れ味。


その他色々

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厚さ5mmほどの板状の形ですので、ネジレには弱い可能性あり。
とはいえ、今の所不安は感じません。
グリップも握りやすいし、フッ素加工で防錆もされている。
重量も、特にPWについては軽量な部類になるんじゃないでしょうか。


駄目なところは?
駄目というより、個人的に物足りない部分が2点。

■駄目ポイント① 長さ
もう少しロングノーズなら文句なし。

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右からADプライヤー、PWプライヤー、ゴールデンミーンのGMプライヤー3 ロングノーズ。
これについてはまあ、私がロングノーズのが好きってだけなんで、好みの問題。

■駄目ポイント② 邪魔なバネ
これはPWに限った話。

普段、プライヤーはプライヤーホルダーに収めてる人が大半だと思います。
で、一般的なプライヤーホルダーってこんな形ですよね。

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マジックテープ式のベロが付いてて、これで押さえてプライヤーの脱落を防止。

でも、PWプライヤーのバネってこんな形状なんですね。

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グリップ下側に伸びる、ワイヤー式のバネ。
これをプライヤーホルダーに収めるとどうなるか。

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こうなります

バネがマジックテープの部分を覆い隠してしまう。なので、ベロで上手く留められない。
まあ、どうせランヤード付けてる人が大半でしょうから、ベロで留めなくても問題はないんですけどね。
ただの気分の問題。

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一応、バネは簡単に取り外せるので一本はこの状態で使ってます。
こうすると勿論、オートで開かなくなりますけど。

で、笑っちゃうのはですね…。
シマノの純正プライヤーホルダーに収めると…

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邪魔にならない

なんというか、こう、大人って汚ェって思いますね!

総評
フィッシングプライヤーとして、大変に出来が良い。
やはり大規模メーカーの強みなのか、お値段も手頃。
PWプライヤーにはストレートとベントタイプがありますので、お好みで。
間違いなく良品です。